BCDコードの変換について

論理回路

BCDとはBinary Coded Decimalの略で
簡単に言うと、「10進数を2進数に変換すること」です。

この記事では
①10進数からBCDへの変換
②BCDから10進数への変換
を説明していきます。

ディジタル回路は0と1(2進数)しか使えません。
しかし、僕たちは0~9(10進数)をよく使います。というか、普通に生活していればそれしか使わないです。おそらく。
つまり、ディジタル回路(2進数)で10進数を扱えたら何かと都合が良いことが多いです。

そこで今回はBCDの変換について説明します。

説明と言っても単純なことで10進数からBCDの変換

・10進数1桁ごとに2進数に変換
・BCDコードは4ビットで意味を持つ

この2つさえ覚えればできます。

例えば、10進数(200)をBCDに変換すると
(200)→(0010 0000 0000)bcdとなります。

10進数(4673)では
(4673)→(0100 0110 0111 0011)bcdとなります。

2つ注意点があります。

・上位ビットが0でも省略しない。
・1010~1111は使用しない。

ちなみに、BCDを10進数に変換するときは、4ビットずつ分けた後に10進数に変換します。

例えば、(001110010010)bcdを10進数にすると
(0011 1001 0010)bcd→(392)
10進数で(392)となります。





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